仕様打ち合わせ02月06日(3)

クロスやパネルの色など

仕様の打ち合わせ。3回戦目その3。

いよいよクロスなどを決めていきます。フローリングと造作の色はすでに初回の時にミディアム・バーチと決めていたので、後はそれに合うような配色を設定するという作業です。まず、水周りは普通のフローリングではなく、ビニールっぽいフロアにするため、まずはこのチョイスから。ところが、ミディバム・バーチとほぼ同じ色の木質っぽいものがあって、一瞬でそれに決まってしまいました。これが洗面室とトイレに入ります。これで他の部屋と同じ雰囲気でいけます。家全体の配色はあまり多くないほうがすっきりしますからね。

で、その後クロスですが、これがなかなか難しい。ビミョーに違う色とか柄が山のように合って、大きく趣味が違ったりするものでなければなんかどれでもそこそこ良いように見える。その中でも一番良いものをセレクトするとなると、これがなかなか難しいんですね。しかも小さいサンプルを見てもだめで、やっぱりある程度の面積がないといけない。

小さいサンプルだと色も濃く見えるし、柄や凹凸も結構大きく見えるんですが、大きい面積で見ると柄や凹凸はそこまで大きく見えないし、逆にシンプルすぎるとのっぺりした印象になってしまう。床材のサンプルとと並べて何枚もサンプルをめくりながら試行錯誤しました。結局、そこそこ凹凸があって、且つあんまり目にチカチカしないものを選びました。というのも、あまり白すぎたり、濃淡がチカチカしていると、落ち着かない。床の色に合わせて明るいベージュで若干凹凸のあるものをセレクトしました。

で、そうなってくると、キッチンのパネルのグレーに違和感が出てきた・・・。家の中で、そこだけグレー色が入るとやっぱり浮くんですね。木質系のものもあるんですが、キッチンパネルって天井まであるので、あまり濃い色ににすると、若干威圧感というか、キッチン全体のトーンがちょっと暗くなるかなぁということで、ここもベージュ系のものをセレクトしました。

で、リビングと一体として使用する和室。これまた悩みました。まず、うちの和室はほとんどが戸です。4畳半の和室になんとふすまが5枚(!)。壁の方が面積が少ないぐらいの勢いなんですね。なので、まずふすまを選ぶことにしました。畳の色や、リビングとのつながり、そしてあまり殺風景になりすぎず、かつ和な感じも演出できるように、若干模様があるけども、そこまで絵がはっきりしないものを選びました。

次に、和室の壁のクロスは、インテリアコーディネーターさんのアドバイスもあり、壁とふすまがお互い引き立つよう、若干トーンの暗めのもので、リビングのクロスと違和感のないものをセレクトしました。で、妻の要望もあって、引き戸の取っ手は四角のものにしました。これで和室単体でみるとわりと和室なんですが、リビングと連続させて見てもあまり違和感のない感じに仕上がって・・・くれるといいなぁ。

洗面やトイレなどのクロスは、紙にはできないので、他の部屋とは別のものを選ぶ必要があります。基本的にはリビングと同じようなのもので、トイレや洗面の白とも調和の取れるものを選びました。

そして、この間TOTOのショールームで見て確かめておいた通り、風呂場の色もブラウン系のものに変更しました。

ここにきてようやく内装の雰囲気がかたまりました。

外壁のレンガ調のタイルと、ウッドデッキ、内装のミディアムバーチのフロアとベージュ系のクロス・・・。貧乏夫婦のイメージであるシンプルで、ナチュラルで飽きのこない、落ち着いた家ができそうな感じになってきました。家の家具は無印良品が多いので、 それらの家具とも合いそうです。

今はモダンでおしゃれでも、10年後時代遅れという家よりも、10年住んだら10年分の味が出そうなのがいいなと。じゃあ全部無垢材とかにしろ、という声もありそうですが、そんなお金はありません。ただ、パナホームのキャンペーンにのっかって、ドアは無垢材を貼り付けてあるものをセレクトしました。1枚につき6,000円アップですが、許容範囲としました。

ようやく内装関係の打ち合わせもひと段落つきました。これまでの打ち合わせを基に、見積もりと図面を作成してもらって、2月中には仕様を確定する必要があります。まだまだ検討することはたくさん残っています。もうひと踏ん張りです。